小説とは違う何か!
直木賞作家・辻村深月氏の小説「ツナグ」を2012年に映画化した作品をサブスクで鑑賞しました。
小説は紹介いただき半年程前に読みました。その時も心に刺さるものがあったのですが、映像で見るともっと何かが、深まるのではと思っていたもので。
「ツナグ」とは
「ツナグ」は、人生で一度だけ、一人だけ亡くなった人とホテルの部屋で一晩だけの再会を叶えてくれる職業。
私がたった一人逢えるなら9年前、私が49歳の時に亡くなった父、父親と一緒に過ごしたのは小学校5年生まで。ずっとおじいちゃん・おばあちゃん子で育った私はその後も寂しくありませんでした。
父が亡くなったことを知っても涙は出なかった。父が脳出血で亡くなったとの一報が入ったのは、奇しくも私が脳出血で入院しいるさなか。
何の因果かドクターの所見では、私の脳出血の原因の一つは遺伝による脳血管の薄さ。
「ただ、あなたと逢って何気ない話がしてみたい。」
会話はとても大切です
我が家は夫婦でよく会話します。ケンカもしますが・・・(笑)
特別な内容ではなく、たわいもないその日の出来事、ドラマを見た感想や買い物をした時の感想など
そこから、何気なくお互いの価値観や人生観を共有しているのかも。
元気なうちにたくさん会話をして、想いや価値観を共有するすることは大切だとあらためて思った数日前。