誰にでも起こる「もしもは突然に!」
先日、私が体験した心拍数200の驚き‼︎

「もしもは突然に!」心臓Ver.

その日は、肌を刺すような日差しと、とても不快に感じる程の湿度。昼下がりの初めて訪れた場所、アーケードはないが商店街のような街並み。コインパーキングに車を止めた私は、まず目的地を下見に行きました。その日は商店街の定休日なのか、お店のシャッターはどの店も閉じていて殺風景でした。

アポイント(時間の約束がある)の時は、目的地に早めに着いてカフェで時間調整するのがルーティーンの私。目的地を確認後、1軒だけお店の前にメニューの書かれた小さな看板が出ているカフェを発見し立ち寄ることにしました。入口のガラス部分から中を覗くとお客さんは誰もいません。

そっーと扉を開けると、「カランカラーン」と木製の扉につけられた大きな鈴から、懐かしい音と共にカレースパイスのとても良い香りがしました。「すみませーん空いてますかー?」奥から「あと30分で閉店ですがよろしいかったらどうぞ」「ドリンクだけなんですが大丈夫ですか?」「どうぞー」こんな会話をかわして席に座りました。どうやらスパイスカレーのお店のようでした。

そろそろ約束の時間です、準備OK!

アポ時間が30分後の私はアイスチャイを注文。運ばれてきたよく冷えたアイスチャイを飲みながらスマホやタブレットで週明けまでのスケジュールとタスク確認をしていました。そろそろかなーと時計に目をやると、約束の時間まで10分足らずになった事を確認して片付けの準備に入りました。

その時突然胸がキューっと締め付けられ一瞬目の前が真っ暗に、その時間は多分2〜3秒だったと思います。頭をよぎったのは、心筋梗塞?熱中症?はたまた脳関係か?(「もしもは突然に!」脳Ver.)と頭の中をよぎりました。鼓動が早く心拍数(脈拍)がとても早い、救急車を呼んでもらおうかと一瞬思ったがのですが、深呼吸をしながらゆっくり立ち上がってみましたが、ふらつきはなく歩けるので、アポもある事で仕事を優先することにしました。小一時間、喋るスピードをゆっくりと話した後、外に出ました。

相変わらず強い日差しと蒸し暑さは変わりなく、特にふらつきなどもありませんでしたが、訪問場所が自宅まで車で15分程度の場所だったので、その後の予定を変更して直帰する事にしました。自宅に到着、玄関まで少し歩きずらいなーと思いながら、なんとか家に入り横になると、楽になった感じがしたのですが、深呼吸すると胸の中の遠い奥に少し痛みがあり(脈が早いなどの自覚症状はない)、座るとなんとなく全身違和感、立ち上がると少しふらつく感じで約2時間経過しましたが、回復するであろうと思う私の気持ちとは裏腹に回復する兆しはありません。

妻は私が帰宅した時から「救急車を呼ぼうか」と声をかけてくれていましたが、なんとなく大袈裟にしたくないのと回復する気がして断っていました。しかし、週末にかけてスケジュール変更もできない状況なので、大事を取ってやはり救急車を呼んでもらう事にしました。

程なく大きなサイレン音と共に救急車が自宅前に到着し3名の隊員に抱えながら救急車内へ、身体中にバイタルを測るためにあれこれつけられると、「心拍、200を超えてるでー」と救急隊員さんの緊迫感のある声が響きます。測定計器からはキンコンキンコンと激しい音(あまり耳ざわりのよくない音でした)が。救急隊員さんの会話からも、原因がわからず焦っている様子がよくわかりました(それを聞いてさらにドキドキ)。心拍数が下がらないまま救急病院に到着。すぐさま院内に運ばれ急患用のベットに移され処置開始(医療ドラマの一場面のように)です。

診断は不整脈「発作性上室性頻拍症」

相変わらずキンコンキンコンと激しい音が鳴り響く中、数名のドクターが処置してくださいました。焦っている様子もなく、横たわったまま処置方法の説明を聞いていると、心拍数が高い症状は点滴で薬剤投与するとすぐに治りますとのことでした。正直なところこの言葉を聞くまでは、心の中で妻に「先に逝くけどごめん、これまでありがとう」と呟いていました。
そうなんです、「とうとうこの時がきたか」とめっちゃめちゃビビっていました。

「ただ、薬剤投与すると胸が締め付けられるのと頭痛が一瞬起こります。たまに一瞬心臓が止まる事がありますがすぐに戻りますから」と経験のない私には少し怖い説明も聞きながら短時間で処置は完了しました。

処置後、ドクターから告げられたのは「一時的な不整脈で、脳と同じで心臓内でも電気信号が送られていて、その信号が異常になり、ごく稀にこのような症状を起こすことがありますが命に直結する事はありません。発作性上室性頻拍症といいます。症状が頻繁に起こると穴が開いたりしますが、処置方法はあります。放置すると最悪はペースメーカーになることもあります」との診断を告げられまして、発作時の投薬の処方箋と1度だけの外来予約表を受取って帰宅。

帰宅後Google先生で調べてみると、若い方でも起こる症状で起こった方の80%以上が健康な方であると書いてあり少し安心しました。(医学的に間違っていましたらご連絡お待ちしております)

健康であっても?

健康な事が自慢だった私は、自分自身の身体について今でも信じられません。(そういう方は他にも多くいらっしゃると思いますが)私は11年前のある日以後、いろんな箇所に不具合がきていますが、今も週4日はリハビリトレーニングも行い現状維持に努めています。なんならもっと筋力つけようとトレーニングメニューもこなしています。この時代に精神論はおかしいと笑われるかもしれませんが、気持ちの持ち方と準備は必要だと心から思います。

私の使命と貢献!!

11年前(「もしもは突然に!」脳Ver.の時)は準備ができておらず、とても焦りましたが、その経験からこの10年で準備が完了しています。そのおかげで今回は、もしもの事があっても大丈夫だと焦る事はなかったです。「私は自分自身の身を持って経験する事で、多くの方に発信する事ができる」ことが、私の使命と貢献なのだと、つくづく思う今日この頃です。
いつ、誰にでも起こり得る「もしも」。あなたも一度立ち止まって考えてみられてはいかがでしょう!

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この記事を書いた人

北野靖

北野靖

1964年 大阪府堺市生まれ
工学部 経営工学科卒業
ハウスメーカー関連会社にてエクステリア、ランドスケープ設計・営業・施工管理に従事
1995年 「なりたい自分」を目指し個人事業主となる。FP資格取得へ
ライフプラン・生命保険・相続・事業承継相談に従事    
士業など専門家とのネットワーク構築を始める
2001年 FP会社「株式会社シー・アイ・シー総研」設立 代表取締役
財務コンサル・住宅購入サポート・リスクマネジメント・相続コンサル・事業承継サポートなどの実務を多く経験(累計相談件数:7000件以上)
2008年 LLPファイナンシャルコーチ・ジャパン設立に参画
ファイナンシャルコーチ®︎資格を取得
2022年 相続サポートオフィス「我が家相続」設立
これまでの多様な経験をもとに、個人・法人の相続対策や事業承継の専門家である相続コンサルタントとして活動中。相続発生前の相続対策、50歳からのライフデザイン、経営者の事業承継に力を注いでいる。
[趣味]
海が好きで、若い頃からサーフィン、今はsupを楽しんでいます。宝塚観劇

「発生前の相続対策をデザインする」
「相続対策の考え方を変える、円満な相続のために!」
 をモットーに
「あなたに出逢えて本当によかった」そう言っていただける
 相続サポートをいつも心がけています!

 相続コンサルタント/ファイナンシャルコーチ®️
 相続手続きカウンセラー®︎
 株式会社シー・アイ・シー総研 代表取締役
 相続コンサルタント事務所「我が家相続」代表