
客室乗務員(CA)や空港スタッフに解禁

朝6時台のワイドショーを見ていたらこんなニュースが紹介されていました。
「選択肢を広げて働きやすい環境を作ることを目的として」
「日本航空(JAL)では、11月13日から条件付きではあるが客室乗務員(CA)と空港スタッフがスニーカーで業務できるようになりました」という内容でした。男性は革靴・女性はヒールからの大きな変化ですね。
(調べてみると、スニーカーを解禁している航空会社はすでにありますが、大手2社では先行したという事でした)
今までの当たり前が大きく変化し「とても素敵な取り組み」と思いながら見ていました。
大きな会社が変化すると世間への影響が大きく、航空会社以外の大手企業でもこれに続く会社も出てくるだろう思います。
大きな変化の時は必ず来る

私はその頃すでに会社員ではありませんでしたが、真夏でも男性はスーツ姿(夏用の背抜きジャケットではあるものの)ですごい汗をかきながら仕事をしていましいた。しかし、2005年からビジネス・カジュアルである「クールビズ」が解禁となり、ジャケットなし・ネクタイなしの勤務が解禁された会社も多くなりました。今までの当たり前がそうではなり、世の中の大きな変化の時だったと思います。
「クールビズ」が世に浸透したおかげで、きっと職場でのエアコンの設定温度のもめ事もなくなったでしょう。
(推奨されたエアコンの設定温度は28℃だったようです)
何といっても冷房代の節約となり無駄な電気代を使わないようになりました。「クールビズ」の提唱をした当時の政権が目指した地球温暖化に歯止めをかける目的を達成したという過去の歴史です。
地球規模での気候変動と共に、日本の夏は毎年のように猛暑が続く中「スーパークールビズ」という言葉もあるように、仕事をするビジネスマン・ビジネスウーマンの服装はさらに寛容となっているようです。
時代背景・環境と共にいろいろな所で変化が起こっているようです。
人口ピラミッドにも変化
いきなりですが相続に関係する話しになります。
少し思い浮かべて下さい。
私達が教えられた日本の人口ピラミッドはどんな形でしたか?
私の場合は「ほぼ三角形で上に行くほど細く」なっていました。
ところが現在はどうでしょう?非常にいびつな「つぼ」のような形をしています。
日本は超高齢社会となり平均寿命が長くなり少子化が進んでいる為にそのような形になっているのです。
最も重要な事は平均寿命が長い=健康寿命(病気や障害等で日常生活に制限を受ける事なく生活できる期間の事)を長くしないといけないという事実です。
健康寿命が短い=病気やケガが原因で病院や施設にお世話になったり、自宅療養が必要な状態になります。
また、生活習慣病や不慮の事故で身体に障害が残ると、長期間に渡り誰かの支援がないと一人では日常生活が困難な状態になります。
・健康寿命が短いと本人(当事者)だけでなく、当事者家族も非常につらい思いをする事になります。
・平均寿命が長くなると病気やケガだけでなく判断能力が低くなる認知症を発症する可能性も高くなります。
※2022年の統計では65歳以上の高齢者の約12%が認知症、軽度認知障害の約16%を含めるとおよそ3人に1人が認知機能に障害があるといわれており、2025年はもっと高くとなる事は否めないでしょう。
相続の当たり前にも変化の時!
人口ピラミッドの変化が相続のどんなことに変化をもたらすのでしょう。
もうお分かりの方も多いと思いますが、
自分が介護する立場になるか、介護してもらう立場になるかはわからないですが、その可能性が日々高くなっていくという事実です。
どちらの立場にもならない事を願うのも方法ですが、それは一か八かの賭けの状況になってしまいます。
それよりもならないように注意しながら、なった時に備えてすべきことの最初の一歩は家族での話し合いです。
「親にいきなり介護になったらどうする?」なんて聞くともめ事が起こって支うかもしれません。また逆に、「自分が介護になったらどうしよう」等と考えて落ち込んでネガティブで憂鬱な状態になるのも違うのではないでしょうか?
お互いがお互いの立場になって(親は子供にどう思うか聞いてみる/子供は親にどう思うか聞いてみる)介護や相続について相談しあうのが一番です。
この家族での話しあう場を「家族会議」と呼んでいます。
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