
解決方法を知る行動
ひとには解決方法を知ることで「不安が減る」「知りたい」「学びたい」「成長したい」という本能がもともと備わっているそうです。そういう行動を起こすときは何か問題が起こりそう・起こったしまった場合でしょう!
「我が家相続」にご相談に来られる方の多くは「相続準備に困った・わからないからその解決方法を」を知りたいと思ってお越しになります。
相談に行く行動は「身体の調子が悪いな」と思って病院に行く行動と似ていませんか!
「身体の調子が悪いな」思うと、私たちは原因や病名・治療方法を知りたいと思い病院に行きます。
なぜなら
「胸が痛い・胃が痛い・頭が痛い等」の自覚症状があるとネットなどで調べて、だいたいの目星がついたとしても病名などの確定は病院を受診するまで「その原因?病名は?必要な薬は?」確定する事は出来ないものです。
かといって
急いで病院に行っても「すぐに病名や治療方法を教えてくれません」!
詳しい問診から始まり様々な検査を経て(その日の検査でわからない場合や、別日にそれも別の病院に行って更なる検査が必要な場合もあります)やっとの事で「身体のどこに問題があるのか・何が原因か・どんな治療が必要か・入院や通院、手術の必要があるのか・治療期間はいかほどか・どんな薬をどれぐらい服用する必要があるか等を」説明してもらえます。
たとえ
時間がかかっても、みなさんは辛抱強く待ちます。
「身体のどこに問題があるのか・何が原因か・どんな治療が必要か・入院や通院、手術の必要があるのか・治療期間はいかほどか・どんな薬をどれぐらい服用する必要があるか等が」わかってから自分がどの様に病気と向き合うのかを考え、色々と判断されると思います。
さらに
病気の内容によっては自分一人では決めれないことも多々あります。家族で話し合いが必要な場合も少なくありません。
もし
あなたが「身体の調子が悪いな」思って、病院を受診した際に簡単な問診で、すぐに病名を告げられ「とりあえず入院してください」と言われたら、その病院や先生を信用されるでしょうか?その病院や先生の方針に従うでしょうか?
相続準備(対策)も同じ
「身体の調子が悪いな」思った時に例えて書きました。
是非とも「相続準備(対策)で困った時もほぼ同じ」だと思ってください。
「相続準備(対策)の事」も簡単に解決方法を決めつけたりできない事を知っていただきたいのです。
相続準備(対策)はひとつの専門分野だけで解決方法を導き出せる事は稀だと思ってください。
複数の専門分野を横断的に考えた上で進む方向を模索していかなければなりません。
だから、短時間では導き出せません。
また、解決方法が複数になる場合もあり、自分一人で決める事ができない場合がほとんどで、必ず「家族会議」を開催して家族・親族内で意見の共有・合意形成を行わないとトラブルが起こったり、時には「家族離散」なんて事にもなりかねません。(大袈裟ではありません)
私が常に心がけている事
私が相続コンサルタントとして常に心がけている事
・相談者も気づいていないかもしれない本当の気持ちを聞く事、
・家族(親族)が相続についてどう思っているかを共有する事、
・自分の得意分野やよく知っている分野で解決しようとしない事、
・よく知っている専門家を優先しない事、
・解決方法ありきですぐに答えを出さない事、
・常にクライアント様が気付かない課題発見に注力する事、
・家族(親族)内の意見の共有・合意が相談者に大切なことを伝える事、
・専門家の考えが家族の気持ちよりまさることはない事、
・相続コンサルタントは専門診療医ではなく総合診療医である事、
・ご家族ごとでロードマップ(動線・道筋)は同じにならない事、
・相談準備(対策)の方向性は最初から誰にもわからない事、
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