〜成年後見制度は2つ〜

少し整理してみましょう!

法定後見制度と任意後見制度  

法定後見制度はさまざまな理由により判断能力が十分でなくなった後
親族等が家庭裁判所に後見人の選任を申し立てる制度。

任意後見制度はご本人の判断能力が十分な時に本人が後継人を選任
しておく制度。

(※一部法務省HPより抜粋)

法定後見制度

申し立てができる人
本人・配偶者・4親等以内の親族・検察官・市町村長など

本人の判断能力により後見・保佐・補助の3つの型があります。

後見監督人などの選任(=後見監督人・保佐監督人・補助監督人)
家庭裁判所の判断で必要に応じて選任。(弁護士や司法書士)

(※一部法務省HPより抜粋)

任意後見制度

申し立てができる人
本人・配偶者・4親等以内の親族・任意後見人となる方

・本人と任意後見人になる方で代理権を与える内容の契約を締結
公証人が作成し公正証書により任意後見契約を締結する必要あり
本人の判断能力が不十分になった時に任意後見監督人選任の
申立てを家庭裁判所
に行います。

(※一部法務省HPより抜粋)

家族信託制度

昨今、後見人制度と比較して柔軟に財産管理が可能
家族信託制度を利用される方も多くなりました。

共に性格の違う制度ですからどちらが合うか専門家に
よく相談
して考えましょう。(司法書士や行政書士など)

問題解決は手法より目的から!

木を見て森を見ずにならないように
ぜひ問題解決の手法を考える前に
目的を(どうしてそうしたいのか?)
考えることから始めてみましょう!






この記事を書いた人

北野靖

北野靖

1964年 大阪府堺市生まれ
工学部 経営工学科卒業
ハウスメーカー関連会社にてエクステリア、ランドスケープ設計・営業・施工管理に従事
1995年 「なりたい自分」を目指し個人事業主となる。FP資格取得へ
ライフプラン・生命保険・相続・事業承継相談に従事    
士業など専門家とのネットワーク構築を始める
2001年 FP会社「株式会社シー・アイ・シー総研」設立 代表取締役
財務コンサル・住宅購入サポート・リスクマネジメント・相続コンサル・事業承継サポートなどの実務を多く経験(累計相談件数:7000件以上)
2008年 LLPファイナンシャルコーチ・ジャパン設立に参画
ファイナンシャルコーチ®︎資格を取得
2022年 相続サポートオフィス「我が家相続」設立
これまでの多様な経験をもとに、個人・法人の相続対策や事業承継の専門家である相続コンサルタントとして活動中。相続発生前の相続対策、50歳からのライフデザイン、経営者の事業承継に力を注いでいる。
[趣味]
海が好きで、若い頃からサーフィン、今はsupを楽しんでいます。宝塚観劇

「発生前の相続対策をデザインする」
「相続対策の考え方を変える、円満な相続のために!」
 をモットーに
「あなたに出逢えて本当によかった」そう言っていただける
 相続サポートをいつも心がけています!

 相続コンサルタント/ファイナンシャルコーチ®️
 相続手続きカウンセラー®︎
 株式会社シー・アイ・シー総研 代表取締役
 相続コンサルタント事務所「我が家相続」代表