
ご挨拶と今年の思い!
「我が家相続」の北野です
「2025年」今年もブログのご購読を何卒よろしくお願い申し上げます。
昨年は多くの方にブログ購読そしてラインアカウントへのご登録をいただきありがとうございました。
昨年同様、今年も「円満な相続」のために、皆様の一助と慣れます様「相続・生前対策」についての情報やセミナーのご案内を進めてまいります。
早くも1月半ばへと近づいてきましたがいかがお過ごしでしょう?
多くの方が日常の生活サイクルに向けてアクセルを踏んできたのに、回転数が上がってきたかと思いきや、三連休でブレーキを踏んでおられると思います。そんな休日ですが少しお邪魔いたします。
さて、以前より取り沙汰されてきました「2025年問題」元年がやってきました。なぜ元年かと思われるかもしれませんが、この問題は今年だけに限った事では無く、今後の私たちの生活に大きな影響を与えるであろうスタートの年になると思います。しかしながら決して暗い事ではなく「さらなる変革の時代」が始まると明るく捉えてまいりましょうね。
一人ひとりが、「他人事」ではなく少しだけ意識する事で解決できる事が多くあると思います。私は相続コンサルタントとして「円満な相続」についてお伝えし続ける事が、クライアントの皆様そして社会に少しでも貢献できると信じて継続していきます。
2025年問題って?
ご存じのように、日本の人口の5人に1人が75歳を越え超高齢社会がグッと身近になる年と言われています。では、いったい何が問題なのでしょう?
①医療・介護に大きな影響がある高齢者が増える事による社会保障費の増加。日本の優れた健康・介護保険制度にも限界がきます。今の現役世代が負担する保険料を今以上に増額する事や、保険料の算定方法の改正なども論議されています。
身近な事として、医療・介護従事者の勤務実態や人件費の見直しも必要と言われています。救急医療においても、救急車の出動を一定の条件の基、有料化などについて現実問題として論議さています!
②併せて少子化問題においては、就労人口の不足により経済にも大きな変革が必要となります。日本は働き方改革の推進やIT化が遅れています。ますますデジタル化に向けて進んで行く事でしょう。
③多くの中小企業で支えられている日本の経済にとっては後継者問題がグッと顕著になってきました。
今までとは異なる視点での思い切った医療・福祉・税金・公的保険料などの制度設計、何より私たち大人の行動のあり方が、身近な子どもや孫の将来に必要となるでしょう。
私たちはこんな事で貢献できるかも?
私たち(相続業務従事者とクライアント様の協力により)は、経済問題や社会保障制度の見直しに直接携わる事はできません。しかし、税金の無駄遣いの削減に少しは協力できるのではないかと思います。
日本では1年間に遺産分割争いにより、調停や審判が必要となって家庭裁判所に持ち込まれる件数をご存じでしょうか?
統計によりますと14,000件近い件数が持ち込まれています(20年間で約1.5倍)。その内約8割が遺産額5,000万円以下の一般的な家庭です。(相続人が3人の平均的な家庭では相続税がほぼかかりません)
遺産分割トラブルで家庭裁判所のお世話になると時間と税金が必要となります。相続トラブルがない様に(相続する側とされる側)一人ひとりが「円満な相続」を考える行動をすれば、少しでも税金支出の削減できます。それはわずかかもしれませんが、私たちが社会に貢献できる一つと必ずなると思います。
それよりも大切なことは、一人ひとりが「円満な相続」を考える行動をすれば、相続トラブルで親子が兄弟が疎遠になる事もなくなり、ずっと笑顔で家族の絆を大切にすることができるのではないでしょうか。
その事を肝に銘じて今年も発信し続けていこうと思います。よろしくお願い申し上げます。
次回もよろしくお願いいたします。
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